珠洲市の支援2

前回の珠洲市の訪問の時に、「みんなを笑顔にしたい」という声があった。
考えあってみた。「みんなで飲んで食べて笑おうよ」ということになった。
で、今回は、お鍋で食べるあったかいおでんにした。
4月11日から13日まで行った。

行く前の準備は、昼にcocoいこっとの若者Mと代表とでおでんの材料を切った。40人分用意した。
ビールやフルーツも用意した。
3時ころから地域食堂(毎週木曜日に行っている5時半からの親子食堂)のボランティアのAさんも加わって、煮る作業に入った。そのあと地域食堂の取り組みを終えて出発した。
夜の10時であった。不登校支援のFさんや地域食堂のOさん、若者Mさんと代表のUさんの4人で行った。
着いたのは翌日の12時半ごろであった。仮眠もなしで行った。
連絡が十分でなかったせいか、着いたとき「なんで来たん」という感じもあったが、3時間みんなで食べた。
都合がつきにくい人もいたし、時間的にも場所的にもばらばらに15人の人が集まった。しだいに笑顔も出、楽しく過ごし最後は輪になっていた。

その中での「先が読めないのは辛い」という思いも出た。また「怒りも悲しみも通り過ぎ笑うしかない」とも。
未だ水道も復旧できていない、玄関先の隙間で寝ているという人もいた。
94歳のおばあさんには、地面に頭がつくほどに「ありがとう」と感謝された。
来れてない人には容器に入れて持って行ってもらった。
家も家族も失ったと思われる猫が3ひき、みんなで世話をしている。自衛隊にもペットフードをもらった。

帰り際に。スジとこんにゃくのどて焼きを食べたいと言っていた。「次はいつ?」とも。
おいて帰った鍋も後日取りに行かなあかん。
笑顔だけでも届けなあかん。

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